「ネズミが発生したいので駆除したいけど、どれを選んだらよいかわからない……」そんなときには、まずそれぞれのグッズの特徴を理解したうえで、ご自宅の環境などの使用条件や効果、使用感などのポイントを確認するとよいでしょう。
ネズミ駆除グッズの種類によって、駆除の仕組みが異なります。そのことから、効果や使用感にも違いがあるので、あらかじめ確認しておくことが大切なのです。また、使用条件によってどれを選んだらよいかが異なるので、ご家庭の環境などの使用条件も確認しておくことも大切です。
この記事では、ネズミ駆除グッズの特徴や駆除グッズ選びでチェックしたいポイント、効果や使用感などの比較などをご紹介します。この記事の内容を、ネズミ駆除グッズ選びにお役立てください。
目次
ねずみ駆除グッズの成功率は66%
ご自身でネズミ駆除をしようと思ったとき、気になるのは「そもそも駆除グッズって効果はあるの?」ということではないでしょうか。結論からいいますと、効果はあるが確実ではないです。駆除グッズを使ったときの駆除成功率は66%となっています。(当サイトの独自調査による)
この駆除成功率は、実際に駆除グッズを使用した100名の人にアンケートをとり、「効果が実感できた」と回答した人の割合です。それぞれ使用した駆除グッズは違うので、グッズによって成功率は多少上下しますが、平均値を算出すると66%となっています。
アンケートでは駆除グッズの使用感や価格などの満足度も調査していますが、詳しくはこの後の「駆除グッズを3つのポイントで比較!」でご紹介します。まずは上記の成功率66%という結果を参考にして、ご自身で駆除をおこなうのか、駆除業者に依頼するのかを検討してみてください。
なお、本記事の「自分での対処が難しければプロへ依頼しよう!」では業者に依頼するメリットについて詳しく解説しています。もし「業者に依頼してみようかな」と思った方は、そちらも参考になさってください。
また、弊社ではネズミ駆除業者をご紹介します。24時間年中無休で受付対応をしておりますので、土日・祝日に関わらずいつでもご相談していただくことが可能です。ネズミ駆除にお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
ネズミ駆除グッズは6種類!特徴やメリット・デメリット
ネズミ駆除グッズはおもに6種類あり、ホームセンターやネット通販で購入することができます。ただ、自分でネズミ駆除をおこないたい方の中には、「どれを選んだらよいかわからない……」という方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、まずそれぞれのグッズの特徴について理解するとよいでしょう。ここでは、ネズミ駆除グッズ6種類の特徴、メリット、デメリットなどをお伝えしていきます。駆除グッズ選びで後悔することのないよう、ここでご紹介する内容をしっかりと理解しておきましょう。
超音波器
超音波器は、超音波を発することによってネズミを追い払う駆除グッズです。
超音波のメリット・デメリット | |
メリット | ・駆除作業や駆除後の処理が楽 ・薬剤を使わないので安全・安心 ・置くだけなので設置が簡単 |
デメリット | ・超音波の音が気になる人もいる ・ペットにストレスを与えてしまうことがある ・ネズミが超音波に慣れてしまうおそれがある |
超音波を流すことでネズミを追い払うことができるので、駆除した後にネズミを処理する必要もありません。さらに、置くだけなので手軽に試すことができますし、薬剤を使わないので安全性が気になる方でも安心して使うことができるでしょう。
ただし、超音波器は、ペットに影響を及ぼすおそれがあるようです。とくにウサギやハムスターなど、ネズミと似た動物は超音波をストレスに感じやすいといわれているので、そのようなペットを飼っている方は使用を控えたほうがよいでしょう。
また、超音波の音は、人によって聞こえることもあります。せっかく購入したのに「うるさくて使えない!」となってしまうこともあるのが超音波の難点です。
さらに、超音波はネズミが慣れてしまうことがあるため、効果が続かないおそれがあります。そのため、ネズミを駆除したら早急に侵入対策をおこなうことが大切です。ただ、超音波器の中には周波数が変わるものもあります。そういったタイプを使用すれば、効果が長持ちする可能性があるでしょう。
ちなみに、超音波器は、おもに”コンセントに挿して使用するタイプ”と”乾電池を入れて使用するタイプ”の2つがあります。乾電池式であればどこでも好きな場所に置けるため、コンセントがない場所で使用したい場合は乾電池式を選ぶとよいでしょう。なお、超音波器のメリット・でメリットや使用方法について、詳しくはこちらで解説しています。
また、超音波を気軽に試したいという方は、アプリを使用するのもおすすめです。アプリの中には、超音波を再生できるものもあるのです。アプリによっては無料でインストールできますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
粘着シート
粘着シートは、粘着性のあるシートを床や天井裏などにおいておき、ネズミを捕まえる駆除グッズです。粘着シートの上を通ったネズミは体がシートにくっつき、動くことができなくなります。
粘着シートのメリット・デメリット | |
メリット | ・1枚あたりの価格が安い ・捕獲に失敗したとしても、ネズミの通り道をふさぐことはできる |
デメリット | ・使える回数に制限がある ・粘着力が強力なため、誤って私物や髪の毛、ペットなどがくっついてしまうと大変 ・捕獲したネズミを処理しなければいけない |
粘着シートはほかの駆除グッズと比べると価格が安く、数百円で販売しているものもあります。お試しでとりあえずやってみようという場合には、手軽に使用できるかもしれませんね。
ただし、粘着シートは基本的に使い捨てになります。また、1個で捕獲できるネズミの数もそれほど多くはありません。すべてのネズミを駆除するまで使用するとなると、それなりに数が必要になり出費もかさんでしまう場合もあります。ほかにも、捕獲したネズミを処理する必要があります。「ネズミの処理が嫌だ」という方は、使用を控えたほうがよいでしょう。
粘着シートを使うときの注意点は、粘着性のある部分に触れないようにすることです。商品にもよりますが粘着性はかなり強いです。犬や猫が引っかかってしまうとケガをしたり、くっついた場所の毛を切らなければいけなかったりします。
ペットを飼っている方は使用を控えるか、ペットが引っかかることのない場所に設置するように気をつけてください。粘着シートについてはこちらの記事でより詳しくご紹介しています。
くん煙剤
くん煙剤は、ネズミが嫌がるニオイと煙を使って、ネズミを追い払う駆除グッズです。スイッチを入れた後はお部屋や天井裏、倉庫などネズミがいる場所にしばらく設置しておくだけで効果を発揮します。
くん煙剤のメリット・デメリット | |
メリット | ・ネズミの死骸を処理する必要がない ・部屋の隅々まで効果が行き渡る ・1度の使用でネズミ駆除が完了することもある |
デメリット | ・使用時は家を空けなければいけない(約2時間) ・しばらく家中にニオイが残ることがある ・家具や家電などにニオイが移ることがある ・煙が出るため、ご近所の方に心配されることがある ・1度しか使えない |
くん煙剤はネズミを追い払う駆除グッズなので、駆除後にネズミの処理をしなくてもいい点がメリットです。超音波と同じく、「ネズミの姿を見たくない方」におすすめです。
また、家中に煙とニオイを充満させるため、1度の使用でネズミをすべて追い払えることもあります。ネズミ駆除に時間をかけたくない方や、コツコツ駆除作業をしていくのが苦手な方にも向いているでしょう。
ただし、くん煙剤にはデメリットも多くあります。使用時は2時間ほど家を空けなければならず、ペットも別の場所に移動させておく必要があります。また、家にニオイが残ってしまうこともあり、家具、家電にニオイが移ることもあるようです。
もしニオイが気になる方は使用前に家具などを家の外に運んでおくとよいでしょう。くん煙剤についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
忌避剤
忌避剤とは、ネズミの嫌がるニオイを発して家からネズミを追い払う駆除グッズで、錠剤タイプやスプレータイプなどの種類があります。
忌避剤のメリット・デメリット | |
メリット | ・ネズミの死骸を処理する必要がない ・粘着シートや捕獲器を設置できない狭い場所にも使用できる ・ピンポイントにネズミ駆除ができる |
デメリット | ・住宅に忌避剤のニオイが充満することがある ・広範囲を駆除するには作業が大変 ・錠剤タイプの場合は、ニオイがしなくなったら回収しなければいけない |
忌避剤は狭い場所や密閉空間にも使える点がメリットです。特定の場所にだけよくネズミが現れる場合は、その場所だけに忌避剤を使用して対策することもできます。
反対に、どこにネズミがいるかわからず、「家全体に対策をほどこしたい!」という場合にはあまりおすすめできません。また、ニオイが家の中に残ってしまうことがあります。家の換気をよくするなどして対策しましょう。
もしニオイが我慢できない、気分が悪くなるなどの症状があれば、無理をせず別の駆除グッズを検討してみてください。なお、忌避剤についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
毒餌
毒餌はネズミに食べさせることで退治する駆除グッズで、粉末タイプ・投げ込みタイプ・トレータイプの3つの種類があります。
毒餌のメリット・デメリット | |
メリット | ・即効性を期待できるタイプもある ・大量のネズミを一気に退治できることもある |
デメリット | ・小さいお子さんやペットが誤食してしまう危険性がある ・スーパーラットには効果がない場合がある ・駆除したネズミを探して処理する必要がある (ネズミの死骸を放っておくと悪臭を放つことがある) |
毒餌には即効性と遅効性のものがあり、即効性のものは毒が強くて早く効果が現れるといわれています。そのため、「ネズミをできるだけ早く駆除したい」という方に向いているでしょう。また、ネズミはエサを巣に持ち帰る習性があります。つまり、持ち帰った毒餌をほかのネズミにも食べさせられるため、一度にたくさんのネズミを駆除できる可能性も高いです。
毒餌を使用するうえで注意しなければいけないことは、子どもやペットの誤食です。毒餌に含まれる毒は人にとっても有害である場合があるため、万が一口にしてしまったときはすぐに病院で診察を受けてください。
また、スーパーラットと呼ばれる毒が効かないネズミもいます。毒餌を食べた痕跡があるのにネズミが一向に減らないときは、スーパーラットなのかもしれません。そういった場合は毒餌ではなく別の駆除グッズで対策をしてみましょう。毒餌についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
ちなみに、毒餌と似たような駆除方法に、”ガム”を使った方法もあります。ネズミは、ガムを食べることで消化不良をおこして死に至るといわれているのです。「毒餌よりも手軽な方法から試してみたい」という方は、試してみるとよいかもしれません。
捕獲器
捕獲器は、ネズミを捕獲する駆除グッズで、ネズミをカゴの中に閉じ込める”カゴ式”や、ネズミをバネで挟んで捕獲する”バネ式”といった種類があります。また、ネズミを閉じ込めてカゴに入ったネズミに電撃を与えることで退治する商品もあります。
捕獲器のメリット・デメリット | |
メリット | ・何度も使用できる |
デメリット | ・捕獲したネズミを処理しなければいけない ・ネズミが捕獲できているのかこまめに確認して、再度設置し直さなければいけない ・基本的には1匹ずつ捕獲していくため、駆除に時間がかかる |
捕獲器を使用する前に知っておいてもらいたいことは、捕獲したネズミを処理しなければいけない点です。商品によっては捕獲と同時にネズミを退治してくれるものもありますが、基本的には生きたまま捕獲することになります。ネズミが苦手な人の場合は、生きたまま処理することに少し抵抗があるかもしれません。
また、捕獲器では一度に複数のネズミを捕獲することは難しいです。1匹捕まえたら処理をして、再度設置する作業が必要になります。根気よく時間をかけて駆除していかなければいけないことも覚えておきましょう。捕獲器についてはこちらでより詳しくご紹介しています。
駆除グッズ選びでチェックしたいポイント
ここまでご紹介したように、駆除グッズにはそれぞれリット・デメリットがあるので、どれが1番よいかは一概には判断できません。ご自身の好みや住宅の環境にあわせて最適なものを選んでいきましょう。選び方の基準としては以下の5つがあります。
【1】ネズミの処理を自分でできるかどうか
粘着シートや捕獲器といったようなネズミを捕まえるグッズを使う場合は、その後捕まえたネズミを処理しなければいけません。処理方法としては水で溺死させることが一般的ですが、人によってはこの作業による精神的負担が大きいでしょう。
「外に逃がしてあげればよいのでは?」と思うかもしれませんが、生きたまま逃がすとまた戻ってきてしまいます。簡単には戻ってこられないほど遠くまで運べばよいですが、1匹捕まえるごとに遠くまで運ぶというのも大変ですよね。
ネズミが苦手な方は、ネズミを捕まえるグッズではなくネズミを追い払うグッズがおすすめです。駆除するだけでなく、その後の処理のことも考えてグッズを選びましょう。
・くん煙剤
・忌避剤
【2】ペットや小さいお子さんがいるかどうか
駆除グッズの種類によっては、人やペットが被害を受けることもあります。とくに小さいお子さんやペットがいるご家庭では、駆除グッズによっては誤って口にして健康を害してしまったり、触ってけがをしてしまったりするおそれがあり、危険です。
たとえば、毒餌は誤食の危険性があるためあまりおすすめできません。粘着シートもペットが引っかかってしまうことがよくあるため、使用は控えたほうがよいでしょう。
また、捕獲器は電撃が出るタイプのものだと、万が一ペットが引っかかってしまった場合に大変です。捕獲器を使う場合は、捕まえるだけの一般的なものを選ぶとよいでしょう。ペットやお子さんがいるご家庭でも安心して使えるのは、以下のようなグッズです。
・忌避剤
・一般的な捕獲器
【3】家具や電化製品を移動させられるかどうか
くん煙剤を使用する場合はニオイが残ることがありますので、家具や家電は移動させなければなりません。もし移動させることが難しいときは、シートなどをかぶせてニオイがつかないようにしっかりと対策をするか、ニオイが残らないアイテムを使用するとよいでしょう。
・粘着シート
・忌避剤
・毒餌
・捕獲器
【4】様子を見つつこまめに駆除作業をおこなえるかどうか
駆除グッズの中には、”使用後に放置しておいても効果を発揮するもの”もあれば、”こまめに確認して効率的な使い方に改善していく必要があるもの”もあります。ネズミ駆除にあまり時間をかけたくない方は、放置しておいても効果を発揮する駆除グッズを使用するとよいでしょう。
・忌避剤
・毒餌
・くん煙剤(※使用時だけは外出・家具の移動が必要)
【5】ニオイや音(超音波)を気にするかどうか
ニオイや音はしばらく時間が経てば慣れてしまうこともありますが、やはり我慢するのは大変ですよね。臭い・うるさいという感覚は個人差がありますので、実際に使ってみなければわかりません。もしニオイや音が心配な方は、ニオイや音が出ないグッズをおすすめします。
・捕獲器
・毒餌
駆除グッズを3つのポイントで比較!
ここからは、実際に駆除グッズを使用した100名の方を対象としたアンケート調査を、効果・価格。・使用感の3つに分けてご紹介します。駆除グッズ選びにお悩みの方は、ここまでご紹介してきた選び方と、以下のアンケート結果をグッズ選びにお役立てください。
効果を比較
それぞれの駆除グッズの効果に対するアンケート結果は、以下のとおりです。
すぐに効き目があった | 効果はゆっくりだが、最終的にネズミを見なくなった | 最初は効果があったが、そのうち効かなくなった | まったく効果がなかった | |
超音波器 | 15% | 46% | 31% | 8% |
粘着シート | 31% | 42% | 21% | 6% |
くん煙剤 | 26% | 61% | 9% | 4% |
忌避剤 | 0% | 60% | 27% | 13% |
毒餌 | 13% | 62% | 19% | 6% |
捕獲器 | 27% | 18% | 55% | 0% |
上記の結果をもとに、それぞれの駆除グッズの効果に対しての評価を以下にまとめました。
評価※ | |
超音波器 | △ |
粘着シート | 〇 |
くん煙剤 | ◎ |
忌避剤 | × |
毒餌 | 〇 |
捕獲器 | △ |
※評価は「すぐに効き目があった」を4点、「効果はゆっくりだが最終的にネズミを見なくなった」を3点、「最初は効果があったが、そのうち効かなくなった」を2点、「まったく効果がなかった」を1点として、それぞれの点数を上の表の%にかけて出した数値をもとに算出したものです。
(数値の最も大きなものは◎、2、3番目は〇、4、5番目は△、最も小さなものは×)
価格を比較
それぞれの駆除グッズの価格に対するアンケート結果は、以下のとおりです。
とても満足できる | 満足できる | どちらとも言えない | 不満がある | 非常に不満ある | |
超音波器 | 8% | 46% | 23% | 23% | 0% |
粘着シート | 13% | 48% | 19% | 15% | 4% |
くん煙剤 | 13% | 30% | 43% | 9% | 4% |
忌避剤 | 7% | 33% | 27% | 27% | 7% |
毒餌 | 8% | 42% | 29% | 21% | 0% |
捕獲器 | 9% | 64% | 9% | 18% | 0% |
上記の結果をもとに、それぞれの駆除グッズの価格に対しての評価を以下にまとめました。
評価※ | |
超音波器 | △ |
粘着シート | 〇 |
くん煙剤 | 〇 |
忌避剤 | × |
毒餌 | △ |
捕獲器 | ◎ |
※評価はアンケート結果の「とても満足できる」を5点、「満足できる」を4点、「どちらとも言えない」を3点、「不満がある」を2点、「非常に不満ある」を1点として、それぞれの点数を上の表の%にかけて出した数値をもとに算出したものです。(数値の最も大きなものは◎、2、3番目は〇、4、5番目は△、最も小さなものは×)
使用感を比較
それぞれの駆除グッズの使用感に対するアンケート結果は、以下のとおりです。
とても満足できる | 満足できる | どちらとも言えない | 不満がある | 非常に不満ある | |
超音波器 | 9% | 64% | 0% | 18% | 9% |
粘着シート | 10% | 58% | 0% | 31% | 2% |
くん煙剤 | 13% | 70% | 0% | 17% | 0% |
忌避剤 | 7% | 53% | 0% | 33% | 7% |
毒餌 | 12% | 63% | 0% | 19% | 6% |
捕獲器 | 18% | 45% | 0% | 36% | 0% |
※評価はアンケート結果の「とても満足できる」を5点、「満足できる」を4点、「どちらとも言えない」を3点、「不満がある」を2点、「非常に不満ある」を1点として、それぞれの点数を上の表の%にかけて出した数値をもとに算出したものです。
(数値の最も大きなものは◎、2、3番目は〇、4、5番目は△、最も小さなものは×)
上記の結果をもとに、それぞれの駆除グッズの使用感に対しての評価を以下に記しました。
評価※ | |
超音波器 | △ |
粘着シート | △ |
くん煙剤 | ◎ |
忌避剤 | × |
毒餌 | 〇 |
捕獲器 | 〇 |
また、それぞれの駆除グッズの使用感について、不満がある・非常に不満があると回答した人の意見についてもご紹介しますので、駆除グッズ選びの参考になさってください。
超音波の使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
・粘着シートや捕獲かごで捕獲はできるが、ネズミを寄せ付けないというアイテムは効果がなかった。(40代男性)
・色々試しましたが、効果を感じられる商品は少なかった。(40代女性)
粘着シートの使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
・粘着タイプはゴキブリホイホイと違い、屋根がついておらずくっついたらそのままの姿で貼り付いているので処分に困った。(20代女性)
・片付けるときに、ネズミがかかって死んでる姿がかわいそうで二度と使いたくなくなる。(40代女性)
・自分で仕掛けたものにネズミが引っかからず、何個も増設したが効果をハッキリとは感じなかった。(30代女性)
・粘着シートタイプのものを部屋に敷き詰めていたが、粘着剤が弱い部分があったのか、その上を歩いて逃げた形跡がありました。(40代女性)
くん煙剤の使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
・くん煙剤を使用するときは、数時間家を出なければいけないことが不満。(30代男性)
・煙を使用したので近所の人に心配されたりして大事になってしまった。(30代男性)
忌避剤の使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
・ハーブの匂いでネズミを追い出す効果があると書かれてあったが、殺虫剤が混ざったような匂いが家中に充満して気持ちが悪くなった。その匂いが取れるまでに3~4日かかり、ずっと窓を一日中開けっ放しにしておかなければならないほどだったので、もう二度と使いたくないと思った。(30代女性)
・全く効かないのはもとより人間に深刻なダメージがくるくらいツーンとした刺激臭が続く。実家に帰ってその匂いで喘息気味になってしまった。それで効果があればまだしもないのがイラッときました。(40代男性)
毒餌の使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
・餌については即効性があるものではないので効果をいまいち実感できなかった。(20代女性)
・殺鼠剤は効果があったが、死骸からの異臭がして、掃除をするのが大変だった。(20代女性)
捕獲器の使用感に不満がある・非常に不満があると回答した人
粘着シートやかごで捕まえたネズミは、すぐに見つけられれば不満はないです。しかし、時間が経ってから見つけると死んでいることが多いので、そこにハエがくるのが困った。(20代女性)
駆除グッズを使うときの3つの注意点
ネズミ駆除は、ただやみくもにおこなっても効果を実感できません。相手は生き物ですから、そう簡単にはいかないわけですね。駆除グッズを使用するにあたって注意するべき点を3つご紹介します。
【注意点1】病原菌の感染やケガをしないようにする
野生のネズミには、病原菌やダニがたくさん付着しています。人や犬、猫などがネズミに触れてしまうと病原菌やダニによって健康被害を受けるおそれがあるため、捕獲したネズミは素手で触らず、必ず手袋を使用してください。
また、ネズミが通った場所などは消毒をするなどして清潔な状態を保つことも大事です。駆除をはじめると、おどろいたネズミがあちこち動き回ることもありますので、ネズミがいた痕跡がある場所は掃除をするとよいでしょう。
捕獲器を使用するときは、ケガをしないように十分気をつけてください。手がはさまってケガをしてしまう事故も少なくありません。商品の開封前には取扱説明書をよく読み、使用方法を知ったうえで扱うようにしましょう。
【注意点2】ネズミがいる場所や通る場所に設置する
どの駆除グッズを使用するにしても、設置場所はとても重要です。場所次第で駆除効率は大きく変わりますので、意識するようにしてください。設置場所を決める際には、ラットサインを探すのがよいでしょう。
ラットサインとは、ネズミが残した痕跡のことで、糞尿や足跡、かじった跡、油汚れなどが当てはまります。ネズミは同じ場所を何度も通るので、ラットサインの周辺に駆除グッズを設置すれば駆除できる確率があがるのです。
【注意点3】親ネズミを捕まえるまで終わらない!
ネズミを何匹も捕まえているのに、一向に被害が減らない場合もあります。この理由は親ネズミを退治できていないことです。ネズミは繁殖力が高くドンドン子どもを産んでいきます。そのため、 子ネズミだけを捕まえていても、残念ながらネズミ駆除は成功しないのです。
さらに、ネズミは成長するほど警戒心が強くなっていくため、親ネズミのほうが退治することは難しくなり、ネズミ駆除には時間がかかってしまうのです。もし「今すぐにでもネズミを退治してほしい」という方は、ネズミ駆除のプロである業者に依頼するとよいでしょう。
弊社では、ネズミ駆除をおこなう業者をご紹介しますので、ネズミにお悩みの方はぜひご相談ください。
ネズミを退治したら侵入対策をおこなおう!
ネズミを退治することができたら、再びネズミが侵入してこないように対策をおこないましょう。侵入対策では、侵入口をふさぐことや、ネズミが住み着きづらい環境にすることが大切です。
ネズミが住み着きづらい環境にするためには、餌や巣作りの材料をなくすのが有効だといわれています。具体的には、以下のような対策をおこなうとよいでしょう。
・生ごみは蓋つきのゴミ箱に入れておく
・いらないダンボールや紙は放置せずに処分する
・衣類を出しっぱなしにしない
自分での対処が難しければプロへ依頼しよう!
もし、ここまで記事を読んで「ネズミ駆除を自分でおこなうのは難しそう」と思った方や、ネズミ駆除を自分でおこなってもうまくいかない方は、業者に依頼するのがおすすめです。
駆除グッズにはさまざまな種類があり、昔に比べると性能も高くなっています。しかし、どのような状況においても確実に駆除できるグッズはない、というのが正直なところです。苦労してネズミ対策をしたにもかかわらず、成果が出ないことも十分にありえます。さらには、毒餌の誤食や住宅に嫌なニオイが残ってしまうなどのリスクもあるでしょう。
このような理由から、ネズミ駆除をおこなうのは難しいのです。そのため、ネズミ駆除はやはり専門の駆除業者に依頼するのが一番なのです。ネズミの生態や駆除方法を熟知している業者なら、状況にあわせた方法で駆除をおこなってくれるため、自分でおこなうよりもスムーズで確実でしょう。
さらに、業者によっては侵入対策もあわせておこなってもらうことができます。そういった業者に依頼すれば、再びネズミに悩まされる心配もなくなるでしょう。
ネズミ駆除は弊社におまかせください!
弊社では、ネズミ駆除業者をご紹介しています。弊社の加盟店では、利用者のご要望を考慮したうえで、効率的にネズミ駆除を実施いたします。
また、弊社は全国各地の業者と提携しているため、日本全国の方に利用していただくことができます。さらに、弊社では、お見積りのみなら無料で対応する業者もご紹介することも可能です。「まずは費用を知りたい」という方でも、お気軽にご相談ください。