ネズミ駆除を自力で完遂!プロおすすめのグッズで徹底駆除する方法

プロが教える効果的なネズミ駆除方法

「一日でも早くネズミを駆除したい!」
「おすすめのネズミ駆除グッズを知りたい」

知能が高くすばしっこいネズミの駆除に効果的なのは、ずばり粘着シートです。
粘着シートはプロも現場で使う道具で、適切に使えばネズミを逃さず捕まえられます
また、シートごとネズミを処分できるので駆除後の処理も簡単です。

今回は自分でネズミを駆除する方法をプロの意見も交えながら詳しく解説します。
当記事を読んでいただければ、本当に効果的なネズミ駆除・対策法がわかりますよ。
ぜひ実践して、一日でも早くネズミのいない環境を取り戻しましょう。

  • この記事の監修者

    湊 亨

    害虫駆除・害獣駆除のスペシャリストとして北海道内で実務に当たるほか、各市町村と災害時における消毒の連携協定を締結するなど、企業として地域の問題解決に取り組んでいる。その模様を東京農業大学の客員研究員として例年学会発表を行なうなど学術面においても貢献を行う。 会社としてペストコントロール優良事業者と環境省認定鳥獣等捕獲事業者(北海道009号)を取得しているからこその迅速・丁寧な害虫・害獣駆除で実績がある。

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目次

駆除が必要な家ネズミ3種の生態

効率的な駆除のために、まずは家にあらわれたネズミ(家ネズミ)の種類を特定しましょう。
家ネズミの種類は体の大きさや発生場所で判断できます。

家ネズミは基本的にハツカネズミ・クマネズミ・ドブネズミの3種類です。
以下に種類ごとの特徴をまとめました。

ハツカネズミとクマネズミとドブネズミの大きさの比較
ハツカネズミの特徴
  • 尾が体長より短い
  • 耳が大きく、前に倒すと目に届く
  • 乾燥した草地、自然環境に近い物置に発生する
クマネズミの特徴
  • 尾の長さが体長と同じくらい
  • 耳が大きく、前に倒すと目に届く
  • 天井裏、屋根裏、建物の高層部に発生する
ドブネズミの特徴
  • 尾が体長より短い
  • 耳が小さく、前に倒しても目に届かない
  • 床下、下水溝や排水管などの水回りに発生する

駆除対象はクマネズミが多い

ご紹介した3種類のなかでも、特に多くの被害をもたらしているのはクマネズミです。
東京都の調査でも、ネズミの苦情・相談件数の9割以上がクマネズミという実態が明らかになりました。

年間約 16,000 件の苦情・相談が寄せられており、その中で種の同定ができたもののうち9割以上がクマネズミである。

出典:東京都保健医療局|大都市とねずみ(最終閲覧日:2024年4月2日)

そのため、あなたの家にいるネズミもクマネズミの可能性が高いです。

クマネズミは警戒心が強いうえに、薬剤が効きづらい「スーパーラット」と呼ばれる個体もいます。

これが駆除を難しくし、数多く繁殖している原因の1つでもあります。
そこで次の章からは、スーパーラットにも効果を発揮する粘着シートによるネズミ駆除方法をご紹介していきます。

自力でのネズミ駆除には粘着シートがおすすめ!

冒頭でも触れたとおり、自力でのネズミ駆除には粘着シートが効果的です。
上を通ったネズミにくっついて動きを止めるというシンプルな駆除グッズですが、ネズミ駆除業者もよく使用する信頼の道具です。

粘着シートで駆除するメリット
  • 自分の手で殺処分する必要がない
  • 薬剤を使わないので人やペットへの悪影響がない
  • ネズミを駆除できたか見てわかる
粘着シートで駆除するデメリット
  • 使い捨てなので使用枚数が多いほど費用が高くなる
  • 誤って粘着面に触れるとくっついてしまう
  • ネズミの死骸を見たり処理したりするのがつらい

「どのネズミ駆除グッズがよいのかわからない」とお悩みの方は、ぜひ粘着シートを試してみてください!

ネズミ用粘着シートの選び方

市販の粘着シートにはさまざまな種類があります。
商品選びに迷ったときは次のポイントを重視して選びましょう。

粘着シートを選ぶポイント
  • 面積の広さ
  • 耐水性の有無
  • 折り目の有無

粘着シートの面積が広いと、敷き詰めたときにネズミの足場がなくなって引っかかりやすくなります。
捕獲率を上げるなら、なるべくサイズの大きいシートを選ぶことをおすすめします。

※サイズが小さくても、枚数を増やせば広範囲をカバーできます。

また、ネズミは食べ物があるキッチンなどによくあらわれるので、水回りでも使いやすいように耐水性があるものを選ぶことも大切です。

シートは折り曲げることで壁際や部屋の隅にぴったりと沿わせることができます。
また、捕まえたあとシートを処分するときに折り目があるほうが畳みやすいです。

以下の記事では、このような点を重視して選んだおすすめの粘着シートをご紹介しています。
ぜひあわせて読んでみてください。

プロが現場で使っている粘着シート3選

ここからは、ネズミ駆除のプロが現場で使っている商品をご紹介します。
今回はねずみ110番加盟業者【株式会社北日本消毒】のスタッフさんたちに、実際に現場で活用している3商品と選んだ理由を教えていただきました!
ぜひ商品選びの参考にしてみてください。

参考価格Amazon:3,311円
楽天市場:4,059円
Y!ショッピング:4,004円
枚数20枚(100枚入りもあり)
特徴超耐水タイプ
水がかかる場所でも捕獲効果が高い
折り目付きで畳みやすい

※参考価格は2024年4月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

参考価格Amazon:2,388円
楽天市場:3,124円
Y!ショッピング:3,069円
枚数20枚(100枚入りもあり)
特徴乾いた床用
ふちを切り取れるため、シート同士を隙間なく並べることで捕獲率が高まる

※参考価格は2024年4月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

参考価格Amazon:7,700円
楽天市場:7,700円
Y!ショッピング:7,700円
枚数40枚
特徴ネズミが中に入りやすい三角形型
捕獲後のネズミを極力目にしたくない人におすすめ

※参考価格は2024年4月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

北日本消毒のみなさんがこれらのシートを利用されている理由をうかがったところ、ネズミ駆除成功のコツがわかるお話を聞くことができましたので、その一部をご紹介します。

  • 監修者のコメント

    監修者:湊 亨

    例えばグルットプロR3は、粘着力のないフチ部分を切り取れるので、トラップ同士をピッタリつけて設置することで捕獲率を高めることができます。
    クマネズミはシートのふちの上を歩いて、粘着する部分を歩かないくらい警戒心の高いネズミですので、こういった対策も必要になってくるのです。

この他ネズミ駆除現場では、捕獲後のネズミが目に付きにくいハウス型のシートを使用するなど、依頼者の気持ちにも配慮していることがわかりました。

また、場所によって使う商品を変えることで捕獲率を上げる工夫をしていることもわかりました。
真似できるポイントはぜひ取り入れてみたいですね!

粘着シートの選び方がわかったところで、次は粘着シートの使い方を確認しましょう。

粘着シートの駆除効果を最大にする5つのコツ

粘着シートはただ置くだけでは効果を発揮しません。
ネズミの捕獲効率を上げるならシートの置き方を工夫しましょう。

この章では、粘着シートの効果を最大にする5つのコツを解説します。

  • ラットサインを見つける
  • 1ヵ所に10枚以上設置する
  • 壁際や部屋の隅にぴったり沿わせる
  • シートのまわりにはエサを置かない
  • 数日間は敷いたままにする

ラットサインを見つける

ラットサインとは、ネズミのフンや足跡、かじった跡などです。
ネズミは同じ場所を通る習性があるので、頻繁に通る場所には体がこすれて黒い汚れのような痕跡が残ります。

以下の写真はラットサインの一例です。
このような痕跡の周辺に粘着シートを置くと捕獲率が上がります。

壁のラットサイン

壁のラットサイン

配線のラットサイン

配線のラットサイン

ラットサインの見た目やよく見つかる場所、簡単な探し方は以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

1ヵ所に10枚以上設置する

粘着シートは隙間がないように、1ヵ所に最低10枚は敷きましょう
シートの数が多ければ多いほど捕獲率が上がります。
なかにはシートを押しのけて通るネズミもいるため、びっしり敷き詰めておくと効果的です。

シートを敷く際は、下に新聞紙を敷いておくのがポイントです。
新聞紙の上を歩かせることで、ネズミの手足から水分や油膜が落ちてシートにくっつきやすくなります。
また、捕獲後にネズミが暴れて床が汚れるのを予防できます。

シートを設置するときは手袋を着用しましょう。
人間のにおいが付いていると、ネズミが警戒して近寄らなくなるからです。
また、粘着剤が手に付着すると落とすのがとても大変です。
この点でも手袋の着用をおすすめします。

壁際や部屋の隅にぴったり沿わせる

ネズミは警戒心が強いため、人目につきにくい壁際や物陰に沿って歩きます。
この習性を利用して、壁際や部屋の隅にぴったり沿わせて設置しましょう。

壁際にはシートをL字に折って沿わせます。
狭い場所にはシートを隙間の幅に合わせて折って設置します。
下のイラストを参考にシートを設置してみてください。

粘着シートを規則正しく設置した様子
狭い場所の粘着シートの設置方法

壁だけでなく、床から浮かないようにぴったり設置することも大事です。
床から浮いているとネズミが踏んだ際にぐらつき、ネズミの警戒心を強めてしまいます。
シートが閉じないようにしっかり開きましょう。

以下はネズミの粘着シートの置き方を紹介している動画です。
あわせて参考にしてみてください。

シートのまわりにはエサを置かない

粘着シートのまわりにはエサを置かないようにしましょう。
近くにエサがあるとネズミがシートの手前で立ち止まってしまい、捕獲率が下がります。

ネズミを空腹に追い込み、エサを求めて走り回らせたほうがシートにかかりやすくなるので、周辺に食べ物がある場合は設置前に片付けておきましょう。

数日間は敷いたままにする

粘着シートを設置したら、最低3日~1週間は敷いたままにしましょう。
頻繁に回収したり配置を変えたりすると、ネズミが警戒して近寄らなくなります。

1週間たっても効果がない場合は、場所や設置方法がよくないかもしれません。
別の場所に設置したり、シートの並べ方を変えたりして様子を見ましょう。

駆除後のネズミ対策は環境改善と侵入対策が重要!

ネズミは駆除したら終わりではなく、その後の対策が必須です。
屋内のネズミをすべて駆除しても、環境が変わらなければ再発するおそれがあります。

そこで重要なのが環境改善と侵入対策です。
具体的には以下の3点を実践することが大切です。

  • 巣材をなくす
  • エサをなくす
  • 侵入口をふさぐ

では、具体的に何をすればよいのか見ていきましょう。

巣材をなくす

まずはネズミの巣の材料になるものを片付けましょう。
巣作りに使われるのは、紙・木片・布・ビニール・断熱材などです。
ふとんをかじって中の綿を巣材にすることもあります。

不要な段ボールや新聞紙は処分しましょう。
季節ものの衣類は衣類ケースにしまい、ビニール袋やティッシュはふた付きの入れ物に収納しましょう。

部屋を整理整頓して、不要なものはなるべく置かないように心がけることが大切です。

エサをなくす

ネズミのエサになるものを片づけることも大切です。
ネズミの種類や生息場所にもよりますが、おもなネズミの好物は以下のとおりです。

ネズミの好物の例
  • 穀類(米、麦など)
  • 種子類(ビーナッツ、落花生など)
  • 虫(ゴキブリ、ミミズなど)
  • 動物性たんぱく質(肉、魚など)

食べ残しや余った食材は早めに処分するか、ふた付きの容器に移して冷蔵庫で保管しましょう。
ペットフードや仏壇のお供え物を食べることもあるので、ネズミが活動する夜間は棚や冷蔵庫に入れておくと安心です。

侵入口を徹底的にふさぐ

不要なものを片づけたら、家にある穴や隙間をふさぎましょう。
ネズミは1〜2.5cm程度のわずかな隙間からも侵入します。
ドアの下などもよく確認して徹底的にふさぐことが大切です。

ネズミの侵入経路になりやすいのは以下のような場所です。

屋外の侵入口

屋外のネズミの侵入口

屋内の侵入口

屋内のネズミの侵入穴

ネズミの種類ごとの侵入経路や効果的な侵入対策は、以下の記事でご紹介しています。
ぜひあわせて読んでみてください。

床下の対策はプロにお願いする

ネズミの通り道

写真提供:株式会社エム・トレード

ネズミの侵入対策では家全体を徹底的に調べる必要がありますが、自力での調査が難しい箇所もあります。
その1つが床下です。

点検口があれば簡単に入れますが、狭くて暗い空間でわずかな隙間を探すのは大変な作業です。
ただ、床下の対処ができなければ、屋外からのネズミの侵入も屋内での移動も防げません。
ネズミは床下から侵入して壁内を通り、天井裏まで移動することがあるからです。

参考:東京都ペストコントロール協会|質問の窓(第17回)ーネズミはどこから住宅に入ってくるのですか?(最終閲覧日:2024年4月4日)

このような理由から、床下の対策はプロを頼ることをおすすめします。
自力では難しい部分はプロの力を借りて、効率的に対策を進めましょう。

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ネズミに関するお悩みや不安はいつでもお気軽にご連絡ください。

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ネズミ駆除業者は徹底的な調査・駆除をしてくれる

この章からは、ネズミ駆除業者を利用するメリットを解説します。

業者による駆除と自力駆除との大きな違いは、二度とネズミが出ない環境を実現できるかどうかです。
業者は家の隅々まで徹底的に調査し、発生原因を突き止めます。
あわせて住人からの聞き取り調査も実施し、その情報と照らし合わせながら侵入経路を探ります。

駆除業者のおもな調査内容
  • 被害の状況
  • 侵入経路
  • 住宅内の環境
  • ネズミの種類

上記のような内容をもとに侵入経路を特定し、効果的な駆除をおこないます。
駆除したあとは侵入対策を含めて、今後二度とネズミを発生させないための計画を立ててくれます。
他にも以下のような作業をおこなってくれますよ。

死骸の処理・消毒にも対応!

業者にネズミ駆除をしてもらえば、死骸の処理や殺処分を自分でする必要はありません。
さらに、ネズミのフンの掃除や住み着いていた場所の消毒も依頼できます。
雑菌やダニもまとめて駆除し、感染症などの不安がない清潔な環境に戻してくれますよ。

小さな隙間も徹底的に封鎖!

木の板のネズミの侵入穴

写真提供:株式会社エム・トレード

敷地内にあるすべての侵入口を見つけてふさぐには、専門的な知識と技術が必要です。
また、駆除と調査を繰り返しながら適切なタイミングで穴をふさぐ必要があるので、経験のない人には難しい作業です。

その点、業者であれば小さな隙間も徹底的に封鎖してくれます。
長年の経験と豊富な知識をもとに、素人では気付けないような箇所も徹底的に封鎖してくれるので安心です。

業者によっては駆除後の侵入対策工事は別途料金がかかることもあります。
依頼前にプランを確認してみてください。

アフターフォローで施工後も安心!

多くの業者は施工後のアフターケアを用意しています。

アフターフォローのおもな内容
  • 定期点検
  • 保証期間内の再発は無料または格安で駆除
  • 予防対策のアドバイス

このように継続的な調査・駆除・アドバイスをしてくれるので、施工後も安心ですね。

ねずみ110番の加盟業者もしっかりとアフターフォローを完備しています。

駆除後は1年間の再発防止保証を用意しており、万が一再発した場合もしっかりと対応いたしますので、安心してご依頼ください。

※お客様の状況、作業内容や加盟業者によっては保証を付けられない場合がございます。防鼠施工をおこなった場所以外から侵入している場合、保証対象外となります。

ネズミ駆除業者の強みがわかったところで、次は気になる費用について見ていきましょう。

ネズミ駆除費用は6万円未満が8割を占める

弊社加盟業者の施工データから算出したネズミ駆除費用を価格帯ごとに見ると、6万円未満が8割を占めることがわかりました。
また、相場(平均費用)を算出すると46,386円となりました。

このデータから、よほど特殊なケースでなければ6万円以内で駆除してもらえるでしょう。

ネズミ駆除平均費用相場

最新のネズミ駆除費用は以下の記事で詳しく解説しています。
住宅の種類ごとの費用相場や、費用を抑えるコツもご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

費用を抑えるなら相見積りを取る

少しでも駆除費用を抑えたい方は、2~3社を目安に相見積りを取りましょう。
なぜなら、同じ作業でも業者ごとに費用設定が異なるからです。

1社だけで決めてしまうと、あとから「あっちの業者のほうが安かった……」となることもあります。
そうならないように、依頼前に複数社を比較して、よく検討して決めましょう。

ねずみ110番では相見積りのご相談も歓迎いたします。
「いろいろな業者を比較してから決めたい!」という方はぜひ一度お問い合わせください。

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※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。

ネズミ駆除に関するQ&A

最後に、ネズミ駆除に関するよくある質問と回答をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。

  • 粘着シートで駆除したネズミの処分方法
  • 粘着シート以外の駆除グッズの種類
  • 駆除に利用できる助成金の有無

粘着シートで駆除したネズミの処分方法は?

粘着シートにネズミが引っかかっているのを確認したら、適切な方法で速やかに処分しましょう。

ネズミが引っかかったシートはそのまま折り畳んでシートごと処分できます。
袋に入れて口をしっかり縛ったら、お住まいの地域のゴミ出しルールに従って処分しましょう。
燃えるゴミに分類されることが多いですが、分類は自治体によって異なるため必ず確認してください。

シートを処分するときは厚手の手袋を着用してください。
ネズミの体には人に有害な菌やダニがたくさん付着しているからです。
感染症などから身を守るためにも、必ず厚手の手袋を着用しましょう。

シートを処分する手順は以下の動画も参考にしてください。

粘着シート以外の駆除グッズは何がある?

粘着シート以外には以下の駆除グッズがあります。

  • 超音波器
  • くん煙剤
  • 殺鼠剤(さっそざい)
  • 捕獲器

ただ、どれもデメリットが大きく、駆除後の処理やあと片付けは粘着シートより大変です。
特にくん煙剤は事前準備が必要で、家具や家電を保護したり部屋の外に移動させる手間がかかります。
また、効果は一時的なので根本的な解決にはなりません。
なるべく簡単に駆除するなら、やはり粘着シートがおすすめです。

以下は市販されている駆除グッズの特徴と注意点をまとめたものです。

粘着シート

特徴

シートごとネズミを処分できてあと片付けも楽

欠点

ある程度の枚数を敷き詰める必要がある

超音波器

特徴

ネズミが嫌がる周波数の音を流して追い出す

欠点

ネズミが音に慣れてしまうと効果がなくなる

くん煙剤

特徴

ネズミが嫌うにおいを充満させて追い出す

欠点

効果は一時的で継続的に使わないといけない

殺鼠剤

特徴

毒の成分を含んだエサを食べさせて駆除する

欠点

見えないところで死ぬと死骸の回収が大変

捕獲器

特徴

確実に捕まえられて死骸を回収しやすい

欠点

自分で死骸を処理しないといけない

このように粘着シート以外のグッズは取り扱いが難しいです。
粘着シートにもある程度の枚数が必要というデメリットはありますが、それでも他の商品と比べると使い勝手はかなりよいでしょう。

  • 監修者のコメント

    監修者:湊 亨

    捕獲カゴによる駆除では、回収時に生きたままネズミを取り出すと逃げられるおそれがあるため、ネズミを殺処分する必要があります。
    殺鼠剤による駆除では、人やペットへの影響がないとはいえません。
    その点、粘着シートはシートごとネズミを処分できるので逃げられることはなく、科学的な影響もないため比較的安全に使用できます。

駆除に利用できる助成金などはある?

2024年4月時点で駆除に利用できる助成金は見つかりませんでした。

ただ、自治体によっては町内会や商店街向けの助成金制度を設けているところがあります。
地域全体でネズミの被害にお悩みの方は、一度お住まいの地域の役所に相談してみてください。

まとめ

最後にネズミ駆除の重要なポイントをまとめました。

  • 駆除対象はクマネズミが多い
  • 駆除グッズは粘着シートがおすすめ
  • ラットサインを目印に、壁に沿って何枚も隙間なく設置する
  • 駆除後は巣材とエサをなくし、侵入口をふさいで対策する

「自分でいろいろ試してみたけれど、あまり効果を感じられない」
「ネズミがなかなか出ていかない。どうしたらいいのだろう」
このようなお悩みはねずみ110番にご相談ください。

ねずみ110番は24時間365日ご相談を受付中!
ネズミのことで困ったときや不安があるとき、いつでも気軽にご利用いただけます。

加盟業者による無料現地調査・お見積りもおこなっています。
「費用次第で依頼先を決めたい」「とりあえず状況を見てほしい」という方もぜひ一度ねずみ110番にお問い合わせください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

参考文献
谷川力.安心して住める ネズミのいない家.講談社.2006
矢部辰男.これだけは知っておきたい 日本の家ねずみ問題.地人書館.2008
金丸弘美.スーパーラット―都市の野獣クマネズミの恐怖!.徳間書店.2000

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